NEWS | 建築
2019.02.04 18:14
アメリカ・メジャーリーグ オークランド・アスレチックスの球団社長 Dave Kavalは、同市を走る地下鉄のオークランド・コンベンション・センター/12thストリートBEAT駅とジャック・ロンドン・スクエアのウォーターストリートを結ぶ、新しいゴンドラの設計案を発表した。
この交通機関は、ビャルケ・インゲルスが主宰する建築設計事務所 BIGがデザインしたもの。同事務所が設計する新球場の建設に合わせて、未来の球場でのアスレチックスのゲーム観戦、通勤、街歩き、旅行のために、安全で持続可能な方法を住民と来場者に提供するという。
同球団によると、乗車時間は約3分で1台につき35人まで乗車可能。12~14台が走り、片側で1時間に6000人の輸送が可能。ゼロエミッションで費用対効果も高く、再生可能エネルギー源で動く。球場オープンとともに2023年の開業予定で、運賃は未定だそうだ。
また、同事務所が担当する新球場は敷地面積140エーカー(566,560平米)で、ローマのコロッセオに部分的にインスパイアされており、同地の遺産をもとにしてこのエリアの未来をさらに豊かにする計画だ。