NEWS | 建築
2019.02.01 18:32
マレーシア・クアラルンプールの建築リサーチスタジオ FORMZEROが構想するのは、都市の文脈の中で建築と自然の景観を再結合させることだ。
同スタジオが提案するのは「Planter Box House」。持続可能なライフスタイルを進め、自給自足のために食料を育てることを目的としている。
省エネ住宅を作るために、多様なパッシブデザインを戦略的に取り入れた。この家には、40種類以上の食用に適した植物がところ狭しと植えられている。
これらの植物をコンクリート製のプランターボックスで栽培。このボックスは、雨水をため込む機能と灌漑用の貯水槽という機能を担う。
このスタジオを率いる建築家 Cherng Yih Leeが考えるように、都市の文脈のなかの景観としてもひと際目を引くものである。