NEWS | プロダクト
2019.01.30 16:51
機能性フィルムメーカー コスモテックとデザインコンサルティング会社 kenmaが、ウェアラブルメモ「wemo(ウェモ)パッドタイプ」を発表した。このウェアラブルメモは素材にシリコンを採用し独自のコーティングを施すことで、油性ボールペンで書け、消しゴムや指で消すことができ、繰り返し使用できることが特徴だ。
第1段として医療現場をはじめとする現場最前線の方向けに開発された「バンド」タイプは、“メモ自体をなくしてしまう”という認知症、ADHDなど記憶が困難な方からも支持を得て、2017年12月の発売から10万本を達成している。(2016年度東京ビジネスデザインアワード優秀賞を受賞した際のAXISでのインタビュー記事はこちらから)
今回、常に目に触れやすいパソコンや携帯電話に貼って使用するパッド型メモを展開し、さらに“オフィスワーカー”の方にも使い勝手の良い仕様を目指しているという。オフィスシーンではいたるところに付箋が貼られがちだが、付箋のもつ煩雑な印象を解消するだけではなく、重要タスクのうっかり忘れを防ぐ“超強力リマインダー”として役立つことが期待されている。
このパッド型は裏面が自己粘着性、耐久性を兼ね備えた吸着シートのため、繰り返し貼り付けでき(※粘着力が低下した場合は水洗いして再利用可)、使用中に水に濡れても文字が滲まないため、あらゆるシーンで利用できる。
カラーはブルー・ピンク・ライトグレー・ダークグレーの4種類。サイズはS、M、Sのクリップ付き。※Lは、今春発売予定。価格は1,200円〜。Amazonほか、3月末より東急ハンズ、ヨドバシ、ビックカメラなどで販売予定。
今後はスマートフォンやタブレット端末のケース型メモも発売予定とのこと。ついつい忘れてしまう人、手にメモを書いてしまう癖がある人には特におすすめの製品だ。