ピエール・ジャンヌレの名作家具が再生産品として登場
森岡書店で展示販売会を2019年2月3日まで開催。

1950年代初頭、ル・コルビュジェとともにインドのチャンディーガル都市計画に参加した建築家ピエール・ジャンヌレが手がけた家具シリーズ「Project Chandigarh」。2019年1月29日から2月3日(日)まで、銀座・森岡書店にて本プロダクトの展示・受注会と、チャンディーガルの美しい景観をおさめたニューヨークを拠点に活躍する写真家マーティン・マルダーの写真集「THE CITY BEAUTIFUL」の特別販売が開催されている。



本プロダクトは当時、ピエール・ジャンヌレがこの都市計画の際に、さまざまな建物のためにデザインした家具を、インドの家具工房「Phantom Hands」の職人たちが製作したもの。オリジナルの図面が残っているアイテムのみを忠実に製作していくというプロジェクトで、今では入手が困難となったチーク材を、築100年以上の建物の古材を利用し、また当時の一連の家具製作を担当していた家具職人監修のもと、1点1点を丁寧な手仕事によってつくり出している。

機械による大量生産の製品が当たり前の現代において、あえて当時と同じ100%手仕事で生み出す工房のことを知る良い機会になりそうだ。End

「Project Chandigarh」

会期
2019年 1月29日(火)〜2月3日(日) 12-19時
会場
ギャラリー 森岡書店 (銀座1丁目28-15)
協力
イニシャルジャパン
企画
五割一分