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2019.01.22 14:54
チームコミュニケーションツールであるSlackは、2013年の設立以来はじめてのブランドアイデンティティに対する大きな変更を行った。
ハッシュタグのようなロゴでおなじみの同社。そのクリエイティブチームが世界的なブランドコンサルティング会社 Pentagramと協力して、点の連結、複雑な結び目、絵文字、人の集まりを表す形を複数提案。新ロゴの幅広い可能性を追求して、同プラットフォームのユニークなヴィジュアル言語を象徴するシステムを考案した。
最終的には一から作り直すのではなく、「#」のブランドエクイティを残して見直しにとどめ、アプリケーション間の一貫性を高めた。オリジナル・ロゴから派生した格子状の新しい「#」は、吹き出しと菱形という2つの形で構成、これをグラフィック要素として使用した。
吹き出しはコミュニケーションとつながりを喚起。ロゴの形を反映して角は丸みを帯び、カスタマイズされたアイコン、イラスト、モチーフからなるシステムの基礎となっている。新しい「#」は、さまざまなサイズで読みやすさを最適化するために拡大や縮小ができるという。
配色は、白以外の背景色では見づらいオリジナルの11色から、扱いやすい4原色に変更。ディスプレイ上で見やすく最適化して、さらにアクセントカラーとしてSlackおなじみのなす色も変更なし。プラットフォームのメインチャンネルでこの色を使用することで、他のデスクトップウィンドウが白なのに対して、すぐにSlackとわかるようになっている。