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2019.01.17 15:50
ナイキは、新たなバスケットボールシューズ「Nike Adapt BB」を2019年2月に発売する。
このNike Adapt BBでは、プレーヤーが足を入れるとカスタムモーターとギアトレインが足に必要な調節を自動で感知し、これに合わせて足をぴったりフィットした状態に保ってくれるという。32ポンド(約14.5kg)の力で足を締めつけて、可動範囲内で足を固定できるそうだ。
Nikeのイノベーション・クリエイティブディレクターを務めるEric Avarは「バスケットボールの試合中、選手の足は変化します。靴をゆるめて血流を増やし、そのあとのパフォーマンスのために締め直してフィット感をすばやく変えることが、選手のプレーを向上させるのに重要な要素となります」と述べている。
このシューズの頭脳となるのが「FitAdapt」という技術。プレーヤーは手でタッチするか、スマホのNike Adaptアプリを使用して、タイムアウトなどゲームのいろんなタイミングでフィット設定が可能。
さらに、ウォームアップ用の締めつけ設定も機能として追加予定。また、FitAdapt技術のファームウェアがアップデートされたときには、プレーヤーは更新してフィット精度を高めることができるとしている。
Nike Adapt BBは、ナイキで初めて継続的にアップデートを行うパフォーマンス・アイテムで、シューズのデジタルアプリと、シューズのオプトイン・ファームウェアアップデートが連動してサポートしてくれる。バスケットボールでフィットの質を高めて、FitAdaptを他のスポーツやライフスタイル製品で使うことが次のステップとなるだろう。