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2019.01.11 16:50
LG電子はラスベガスで開催中のCES 2019で、世界初のロール可能なOLED(有機発光ダイオード)テレビ「LG SIGNATURE OLED TV R」を披露した。
2018年に発表した「LG SIGNATURE OLED TV W」は、画面のシンプルさに焦点を当てた、テレビの伝統的な概念を取り払うもので、「壁紙テレビ」と呼ばれる、魔法のように見えたり消えたりするようなディスプレイを備えたテレビの開発だった。
今回LGは新たな段階に到達。ロジックに反するような驚くべき技術革新で、「TV R」とはホームエンターテインメントに「革命(Revolution)」を起こし、同品の力で空間を「再定義(Redefining)」し、ボタンひとつで「上昇(Rise)」と「ロールアップ(Roll-up)」できることを意味している。
ロール可能なのでユーザーは壁という制約から解放され、テレビがいつも個人スペースを占領することもなくなった。Full View、Line View、Zero Viewの3つの表示オプションを選択することで、テレビは変形してくれるのだ。
Full Viewは大画面の視聴体験を提供するもので、コントラスト、奥行き、リアリズムを最大限に引き出てくれる。Line Viewでは画面を部分的に展開して、時計、額縁、雰囲気作り、音楽、家庭用ダッシュボードなどの機能が選択できる。Zero Viewでは65インチの画面すべてが見えないようなるが、4.2チャンネル、100Wのフロントファイヤリング方式のDolby Atmosオーディオシステムで音楽やオーディオコンテンツを楽しむことができる。