Samsungがサポートロボットを開発
CES 2019のSamsung Cityで披露

アメリカ・ラスベガスで開催中のCES 2019では、Samsungがラスベガスコンベンションセンターの真ん中で「Samsung City」を展開している。

同社が展示している電化製品、8Kディスプレイ、ビデオゲーム、コネクテッドカーとともに注目を集めているのがサポートロボットだ。

ユーザーの暮らしを豊かにし、高齢化社会や環境問題といった社会的課題を解決して、さまざまな場所で積極的な貢献を果たすロボットの開発を目指している。

今回は、高齢者介護から店舗向けまで幅広い分野で使用できる開発中のロボット「Samsung Bot」シリーズ3種類と、機動性に重点を置いた「Samsung GEMS」を披露。

「Samsung Bot Care」は、ユーザーの血圧、心拍数、呼吸、睡眠状態を測定できる医療用ロボットで、薬の服用するタイミングも教えてくれる。

また、店舗で注文と会計を簡略化し、パーソナライズされた購入体験ができる「Samsung Bot Retail」と、空気の汚れの原因を的確に検出し、空気浄化をしてくれるセンサーを搭載した「Samsung Bot Air」も紹介している。

Samsung GEMSはユーザーの歩行を支援する装置。GEMSとは歩行能力を高めて歩く気力を起こさせるシステム(Gait Enhancing and Motivating System)という意味で、筋肉を強化し、機動性とバランスを向上させるのにも役立つそうだ。End