NEWS | プロダクト
2019.01.09 15:01
日本でも販売を展開しているノルウェーのマットメーカー Heymat(ヘイマット)は、2015年初頭からできるかぎり環境に優しく持続可能な生産と製品に力を注いできた。
2017年には素材をナイロンから、50%が再生プラスチックでできており吸収能力が向上したPET(ポリエチレンテレフタレート)に切り替えた。
そして2018年、同社は新ブランド「Heymat+」を創設。リサイクルプラスチック100%でできたパイルのコレクションで、容易に手入れができ、工場用マットと同等の高品質だそうだ。
Heymat+のデザイナーはKristine Five Melværで、Sand、Sjø(Sea)、Strå(Straw)の3つのモデルを用意。こうしたネーミングが示すように自然に着想を得ており、有機的で落ち着いたパターンに仕上がっている。
3Dパターンにはスクラッチ効果があり、泥や汚れを効果的に処理。水は溝に集まり、湿っていてもマットは乾燥した感触を取り戻してくれる。またマットに縁はなく、かなり濡れても余分な水を排出するそうだ。
同社の創設者Sonja Djønneは「デザインは持続可能であるべきであり、Heymatはより環境に配慮したデザイン産業をリードしたいと考えています」と述べている。この新コレクションの日本での発売は現在未定のようだが、実際に体験できる日を期待したい。