UXデザイナーでインタラクションデザイナーのアラ・コルマトヴァ（Alla Kholmatova）の著作「Design Systems－デジタルプロダクトのためのデザインシステム実践ガイド」が、ボーンデジタルより2018年12月21日（金）に発売された。
本書では、AirbnbやTEDなど欧米のデザイン主導型企業で導入されている、成功するDesignOpsの実践手法を紹介している。
Webが急速に複雑化するなか、静的ページの観点から考えるのではなく、よりシステマチックな方法でのデザイン・アプローチが始まっているが、すべてのデザインシステムが同じように効果的ではないという。
一貫したユーザーエクスペリエンスをもたらすシステムもあれば、寄せ集めのわかりにくいデザインを作り出すシステムもある。
本書では、そのなかでうまく機能して長持ちするデザインシステムの主な特徴を考察。規模やデザインシステムへのアプローチが異なるさまざまな企業を例に挙げながら、どのような要素があれば効果的なシステムとなり、チームが優れたデジタルプロダクトを作成できるようになるかを探っている。
監訳者は、シークレットラボ代表取締役でエクスペリエンスデザイナーの佐藤伸哉。デザインシステム思考を組織の文化に組み入れたい小中プロダクトチームや、ビジュアルおよびインタラクションデザイナー、UX実務者、フロントエンド開発者にはうってつけの入門書だ。
「AXIS」編集部
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