マルセル・ワンダースの新コレクション
「The Illusion of Time」
Starbucks Reserveに着想を得た作品

スターバックスは2018年12月14日(金)、Starbucks Reserve Roastery New Yorkをニューヨークの61 9th Avenueにオープンさせた。

▲The Starbucks Reserve Roastery in New York City. (Photo by Matt Glac, Starbucks)

これに合わせて、プロダクトデザイナーのマルセル・ワンダース(Marcel Wanders)は、新たなコレクション「The Illusion of Time」を発表した。

▲Queen’s Scarf

同コレクションはさまざまなオブジェで構成。「Queen’s Scarf」は、コーヒーのしみを連想させる色づかいの豪華なシルクのスカーフ。古くなった時計の歯車、糸車、ウサギ、ベル、花、熱帯の鳥、蝶、白黒の肖像画といった、スタイリッシュなものを集めてプリントしており、「不思議の国のアリス」を意識したものだ。

▲Marcel Wanders – The Illusion of Time for Starbucks Reserve (2018)

「Sandman Hour glass」は、黒いアルミニウムを用いた古代の時計で、時間の内側を見せようと切断面になったデザインになっている。「Mad Tamper」は磨き上げたステンレス製のタンパーで、抽出時間を引き延ばし、一口ずつコーヒーの風味を強めてくれる。

「Ballerina Spinning Top」は、金色のアルマイトで仕上げたコマで、回転しながら時間を宙づりにしてしまう。「One Minute Bunny」は陶器製で、「不思議の国のアリス」へのオマージュでもある。24金の金メッキで作られており、わずか60秒間しか捕らえられないつかみどころのない美しさを表現している。

▲One Minute Bunny

「Tick Tock Keychain」は、連結した終わりのないリングで、懐中時計に似ている。フロント部分にはコレクション名などの文字が刻まれ、後ろには、マルセル・ワンダーズとStarbucks Reserveのロゴが刻印されている。End