フランク・ロイド・ライトがデザインしたアームチェア
「607 Taliesin 1」がカッシーナから登場
数量限定の特別仕様は3色展開

建築家 フランク・ロイド・ライトがデザインしたアームチェア「607 Taliesin 1(タリアセン)」がカッシーナから発売される。

フランク・ロイド・ライトのデザインの成熟と古びることのない美的法則を体現した、木製の折り紙というべきアームチェア。現在ではフランク・ロイド・ライト財団の本部がある、アリゾナ州スコッツデールの彼のスタジオタリアセンウエストのために1949年に制作したもの。

より洗練された手法への移行を示す象徴的な作品で、角度のついた部材と安定性を保証する複雑な幾何学的構造が見られる。

1986年から1990年の間にカッシーナが製造したTaliesin 1は、日本の折り紙技術を想起させる折り合板で構成。それから30年ののち、カッシーナは同財団と協力してこのデザインを再考した。

熟練した木工品において職人技と最先端のテクノロジーが合わさることで、背もたれのリクライニングと分厚いパッドが実現、快適性が増したという。また、この新シリーズでは3色の限定版も用意しており、内側は毛並みが短い革、ラッカー仕上げの構造と同じ色合いとなっている。その限定版はカッシーナ直営各店で2018年12月25日(火)まで開催中のクリスマスプロモーション「UNDER THE CHRISTMAS LIGHTS」にて、青山本店限定で展示される。End