NEWS | フード・食
2018.12.03 15:27
トム・ディクソンが主宰するDesign Research StudioとIKEAによる最新のコラボ・プロジェクトが発表された。持続可能で手ごろな値段、将来を見据えたソリューションを探究するもので、家庭やその他の場所で食用や薬用の植物を栽培することを目指すという。
トム・ディクソン社のデザイン・イノベーション事務所である同スタジオは、IKEAと提携して未来の都市農業を構想。RHS Chelsea Flower Show 2019の一環として、都市環境で植物を栽培する実験モデルをデザインした。
庭園は2つのレベルに分かれており、成長する未来を考え、超自然とテクノロジーのコントラストを模索。ベースとなる庭園は、超自然な食用品を栽培する、水耕栽培技術を取り入れた園芸研究所。上部は自然主義的な美しさを備えた植物のオアシスで、医薬、健康、環境にプラスとなる木や花、植物で覆われた生態系に来場者をいざなう。
この庭園は、民主的で分配型の都市農場の可能性を示しつつ、環境の未来にも配慮している。なお、RHS Chelsea Flower Show 2019は2019年5月21日(火)から5月25日(土)までの開催予定だ。