Googleは2018年11月27日（火）、ウォルト・ディズニー・カンパニーとの新たなグローバル戦略提携を結んだと発表した。

両社は、質の高いコンテンツや情報を全世界のあらゆる人に配信することを目指している。この新たな提携により、ウォルト・ディズニー・カンパニーは世界のデジタル動画・ディスプレイ事業全体をGoogle Ad Managerに集約。Google Ad Managerを中心的なアドテクノロジー・プラットフォームとして活用するという。

これにより、Googleは、ライブストリーミングやD2Cコンテンツの提供など、複数のチャンネルを使って、ディズニー、ABC、ESPN、Marvel、Pixar、Star Warsなど、ウォルト・ディズニー・カンパニーが抱える優良ブランド向けの広告を展開する予定。ディズニーは、Webやモバイルアプリ、スマートテレビのストリーミング、ライブイベントで、動画広告を簡単に配信することができる。

タクシーや電車でドラマを見る人、ジムでニュースやドキュメンタリーを見る人、リビングルームでいつものお気に入りのコンテンツを見る人など、さまざまな視聴者に質の高い広告体験を提供することを広告主は望んでおり、両社はメディア企業としてCMの時間を一新してサポートことになるだろう。