アメリカの電気自動車メーカーのRivianは、完全電気式5人乗りピックアップトラックである2種類の電動アドベンチャービークルのうち、「R1T™」の情報を公開した。同社は、2018年11月27日（火）に開催されるAutoMobility LAにて、もうひとつの完全電気式SUV「R1S™」も一般に公開する。

待望の同車は400マイル（約643km）以上の走行距離を誇り、深さ1mまで水に沈んでも走行可能。クワッドモーターAWDでパフォーマンスと正確なコントロールを実現し、世界を旅するために開発された。R1TとR1Sは、2020年後半からノルウェーにある同社製造工場で生産開始するという。

R1TとR1Sのベースとなるのは、Rivianの「スケートボード・プラットフォーム（skateboard platform）」。バッテリーパック、ドライブユニット、サスペンション、制動システム、サーマルシステムをすべてホイールの高さより下に効率的に収納し、搭乗者とギヤのスペースを上部に確保している。

ボディのデザインは、強さと洗練を表現しているが、汚れても良い仕様である。力強いプロポーションとむだのない流れるようなボディラインは、モダンで魅力的なスタイルで、搭載された技術のパフォーマンスとレベルの高さも実証済みだ。

外装と調和した車内については、持続可能な原材料の木材が内装全体に使用され、自然な仕上がりが暖かく魅力的な雰囲気を醸し出している。メインのセンターディスプレイとメータークラスターを一体化させた、美しい形と機能のダッシュボードの木製フレームが印象的に仕上がっている。