金属で水面を写し取った新しい器
ESAI SHIBAGAKIの「WATER SCENERY MINAMO」

日本の技術、デザイナー、エンドユーザーの3つを取り成し、新しい価値を生み出すオープンプラットフォーム「TRINUS(トリナス)」では、デザイナー ESAI SHIBAGAKIによる「WATER SCENERY MINAMO(みなも)」が発売中だ。

同品は、金属で水面を写し取った新しい器。コンピューターによるシミュレーションと3Dプリントによる樹脂型設計(デジタルモールド)、そして町工場の金属プレス加工技術を組み合わせ、これまで表現が難しかった「複雑かつ滑らかな鏡面」を実現したもの。


来客時にお菓子をのせる皿、パーティでの取り皿、あるいは和食用の皿として、さまざまな場面で周りの色を取り込みながら空間を演出できるテーブルウェアだ。今回は、揺れる水面のデザインとして「余韻」、「流れ」、「輝き」の三種類をラインナップ。

SHIBAGAKIいわく、この技術は、金属加工および消費者製品の新時代の到来を感じさせるものとなるそうだEnd