NEWS | 建築
2018.11.14 16:36
2020年に開催されるドバイ国際博覧会のドイツ館デザインコンペで、国際的な建築設計事務所・LAVA(Laboratory for Visionary Architecture)の設計案が選出された。
このドイツ館は、持続可能な世界をめぐるインタラクティブな旅を通じて、ドイツのイノベーションとソリューションを紹介し、楽しく驚きに満ちた、参加型のデジタル世界が体験できるもの。
LAVAが手がける建築の基礎にあるのは「CAMPUS」という構想だ。これは、従来の建物とはちがい、接続性のある要素を周囲に配置し、明るく広々としたアトリウムを中央に据えた、建物ボリュームを垂直的に重ねた集合体のこと。
ボリュームをひとつひとつ積みあげることで、空気のように軽やかな効果を演出。このボリュームと囲まれた空間を組み合わせることで、室内と屋外が交互になり、驚くべき視点が生み出される。来場者はオープンなアトリウムのテラスで何度も自分自身を見つけることができる。こうした壮大な多様性を通じて、このキャンパスを体験することができるそうだ。