スペインの自動車メーカー・SEATが開発する
電動モビリティ「eXS KickScooter」

スペイン・カタルーニャ州に本拠がある自動車メーカー・SEAT(セアト)は、電動モビリティ「eXS KickScooter」を開発している。

同社は、個人用電動モビリティの分野で世界有数の企業のひとつであるセグウェイと戦略的契約を結んでいる。セグウェイは、電動マイクロモビリティ市場において、安全かつエコなソリューションを提供する世界基準となっている企業で、製品の高度な技術、効率性、サステナビリティは、パートナーシップの重要ポイントだった。

新しいSEAT eXSは同社顧客向けのSEATオリジナルの設計で、セグウェイのES2モデルのプラットフォームに搭載された最先端の電気テクノロジーを特徴としている。

このスクーターは、どんな外出でも目的地までの距離を走ることができるので、車では行きにくい場所でも到達可能。その直径8インチ(約20cm)の大型車輪で、操作も簡単、前後のサスペンションで滑らかなハンドリングをもたらしてくれる。バッテリとエンジンを組み合わせることで、最速25km/hで走行することができる。

同製品には、前後にLEDライト、カスタマイズ可能なアンビエントライト、LCDスクリーン、走行制御装置、盗難防止機能が装備。追加バッテリを接続すると、条件次第では最長45kmまで走行可能。

スペイン、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、ポルトガルでは2018年12月から599ユーロ(約77,125円)で同社ディーラーにて販売予定。2019年には他のヨーロッパの地域でも販売されるそうだが、残念ながら日本での発売はなさそうだ。End