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2018.11.09 19:02
ストックホルムに拠点を置くスタートアップ企業「Furhat Robotics」は世界で最先端のソーシャルロボティクスのプラットフォームを始動させたと発表した。
同社はオリジナルのプロトタイプをベースにして、発話、聞き取り、感情の表現、会話など、人間と同様のコミュニケーションをとることができる幅広いマーケットに対応できるロボットを開発しており、次世代の主要なコンピュータインターフェイスとなるソーシャルロボットを用いて、人間がテクノロジーともっと自然にやりとりする方法を構築し、直感的で、人間と同様の、社会参加する経験を創り出すことを目指しているようだ。
世界中の他のロボットと異なるのは顔の部分で、コンピュータアニメーションを使って、ユーザーが見かけや表情、声などを変更でき、抜群の表現力とカスタマイズ性を提供。スカンジナビアのルーツに大きく影響を受けており、シンプルさと機能性という基本原理を備えたうえで、洗練されたデザインとなっている点だ。
革新的なハードウェアと新しい会話型AIソフトウェア、そして最新ツールを組み合わせることで、多感覚的で入り込める言語インタラクション向けの強力で洗練されたプラットフォーム。
ディズニー、メルク、ホンダをはじめとする70以上の国際的なブランドがすでに同社と協働。新たな社会とビジネスの機会を創出し、開発プロセスを加速させることで、会話型AIのコンセプトは次のレベルに引き上げられるだろう。