NEWS | アート / 建築
2018.11.06 11:33
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)は、V&A East projectを展開すると発表した。
これは、ロンドンのクイーン・エリザベス・オリンピック・パークに2つの新しいサイトを開設し、互いに接続させるもの。ストラットフォード・ウォーターフロント(Stratford Waterfront)には新博物館を建て、ハー・イースト(Here East)には新しく収集および研究を行うセンターを設けることになる。
このプロジェクトは2023年のオープンを目指しており、同博物館と世界最大の博物館・研究複合施設であるスミソニアン協会(Smithsonian Institution)とのユニークで前例のないパートナーシップの中心にもなるという。
また、同プロジェクトではV&Aの360度の視界を提供し、以前には実現しなかった方法でその作業の幅を拡大。ロンドン東部の活気に満ちた創造的なハブのなかにあって、市内で最も急速に成長し多様である4つの地区に囲まれており、近隣地域とグローバルな視座にしっかりと根ざしている。
ハー・イーストの新収集&研究センターは博物館の保管庫という考え方を再考。来場者は、品々がどのように収集、手入れ、管理、保存、調査、展示されるのか、そしてどのように過去、現在、未来を理解するのに役立つのかを明らかにする、舞台裏の旅に誘われる。250,000点の収集品専用の建屋であり、コレクションの幅を広げる917のアーカイブが追加されるそうだ。