NEWS | 建築
2018.11.05 18:16
スイスのデザイナー、イヴ・ベアール(Yves Béhar)は、新たな建築「livinghomes yb1」を発表した。
アメリカ・カリフォルニア州知事ジェリー・ブラウンは、同州で「Accessory Dwelling Units(ADU)」を合法化した法律に署名したとき、住宅所有者、建設業者、都市プランナーがスモールリビングについて考える方法に革命を起こった。
ADUとは、住宅の敷地内に2つめの住居を建てること。小さな裏庭のある住宅所有者からは、2018年のこの規制緩和の後に申請が急増。カリフォルニア州の都市目標は、非常に密度が低く住宅に多くの需要がある地域に住宅ストックを増やすこと。しかしそうなると、住宅は手頃な価格ではなくなってしまう。
Plant Prefabの創設者兼CEOのSteve Glennは、同社のデザインスタジオであるLivingHomesとプレハブシステムをデザインして、さまざまな消費者ニーズと価格帯をカバーできるようになった。
そして、LivingHomes YB1は、LivingHomesがもつデザイン性、製作の品質、柔軟性とサステナビリティを示すために設計された、コラボレーションから生まれた初めての住宅シリーズ。
プレハブで効率的な生活を行う設計は、ワンサイズにすべてのソリューションを収めるよりも、建物について体系的に考える機会となっており、YB1システムの適応性、手頃な価格、持続可能な要素は市場で際立っているという。