NEWS | インテリア
2018.10.22 17:35
デンマークの建築家ビャルケ・インゲルスが主宰する建築事務所BIGがデザインを手がけた、照明メーカー・アルテミデ(Artemide)の製品「GOPLE Lamp」が、インテリア雑誌「Interior Design」が開催する2018年度のBest of Year賞「照明:建築」部門にエントリーしている。
同品は、光を通じて人間の空間と自然を調和させるもの。単なるデザイン重視のオブジェではなく、植物の成長を促し、人間の知覚を高めるテクノロジーだという。現代のハイテクノロジー・コンポーネントと職人のガラス製造の伝統を融合させることで、オープンで持続可能なシステムが構築され、植物も工場も繁栄できるし、人間の感情的、生理的、知覚的な体験も大事にすることができる。
このランプの出発点は、古くからのヴェネツィアの伝統的な技術にもとづいて製造される吹きガラス。特許取得済みの「RWB(red-white-blue)発光技術」を用いており、明かりで照らした植物の成長を促している。ガラス内部の発光技術は、風景や雰囲気の効果を作り出すとともに、機能的な白い明かりも提供する。
今回出品されたBest of Year賞にはだれでも投票できるようだが、2018年10月20日(土)が締め切りだ。