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2018.10.15 12:49
ロボットの研究開発を手がけるアメリカの企業ボストン・ダイナミクス(Boston Dynamics)は、開発中の高度なヒューマノイドロボットの「Atlas」の最新動画を公開した。
Atlasのコントロールシステムでは、腕、胴体および脚の動作を調整することで、全身の移動操作を実現しており、行動範囲や作業スペースを大幅に拡大しているという。
バランス能力があるので、作業を行う際には小さな接地面積でも、たくさんの作業ができる。Atlasのハードウェアは3Dプリントを利用して重量とスペースを節約。高い重量比強度と非常に大きな作業範囲を備えた、卓越したコンパクトロボットが実現している。
ステレオビジョンや距離感知、その他のセンサーにより、置かれた環境で物体を操作したり、荒れた地形を移動する能力がある。押しつぶされたり押し込まれたりするとバランスを保ち、転倒しても起きることができるそうだ。
今回新たに公開された動画では、減速をすることなく障害物を飛び越え、階段状のステップさえも横移動をしながら飛び上がることに成功している。
このロボットの軽やかなステップとバランス感覚は驚くべきものだ。