クラウドファンディングによる資金調達手段を提供する企業「Indiegogo（インディーゴーゴー）」は、ジレット社の開発部門・Gillette Labsが開発中の髭剃り用カミソリ「Heated Razor」の資金調達が目標に達したと発表した。

本品は、ボタンを押せば刃の下部分にあるウォーミングバーが1秒以内に熱をもち、蒸しタオルをあてたような快適さが毎回得られるというもの。適温が持続するので、髭を剃る間に顔の輪郭に合わせて熱が均等に伝わるという。

どうしても準備に手間がかかってしまう毎朝のルーティン。シャワーを浴びたり蒸しタオルを当てたりと、これといった手軽な良い方法がないのも事実だ。本品なら快適なうえに、ウォータープルーフで本体ごと洗浄でき、充電もワイヤレスで手軽なので、貴重な時間も節約できるというのが開発者のねらい。

今回のクラウドファンディングでは、250件の目標に対し、それをはるかに上回る1233件が応募、なんと493%にものぼるという。この数字は、こんな製品が欲しかったと思っている人がいかに多かったかを如実に示すものだろう。