▲今年、LIVING & DESIGNは10年目を迎える。
来週から大阪南港ATCホール(大阪市)で開催される住空間の国際見本市「LIVING & DESIGN」では期間中、会場でセミナーやフォーラムを開催する。さまざまな分野から話題の登壇者が数多く登場することで知られる、本セミナー・フォーラムの今年のラインナップをご紹介。デザインの最新情報から住空間の未来を見据えたトークまで見逃せない。参加費は無料または1,000円(招待状持参者、事前登録者以外の方は、別途入場料1,000円)。いずれも公式ウェブサイトのフォームから予約が可能だ。ぜひチェックしてほしい。
10/10(水)のセミナー、フォーラム一覧
1974年広島生まれ。2000年、建築設計事務所SUPPOSE DESIGN OFFICE設立。14年より吉田愛と共同主宰。広島・東京の2ヵ所を拠点とし、インテリアから住宅、複合施設など国内外合わせ多数のプロジェクトを手がける傍ら、穴吹デザイン専門学校特任講師、広島女学院大学客員教授、大阪芸術大学准教授なども勤める。
- 時間
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11:30~12:30
- テーマ
- 「はじまりについて」
- 参加費
- 1,000円
木田隆子(「エル・デコ」ブランドディレクター)
1990年「フィガロ ジャポン」(CCCメディアハウス、旧㈱阪急コミュニケーションズ)の創刊に関わり副編集長に。同社にて98年「ペン」の創刊に関わり、のち編集長に就く。2005年12月からハースト婦人画報社にて「エル・デコ」の編集長に就任し、14年7月より現職。
- 時間
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13:00~14:00
- テーマ
- 「ミラノ、パリ、ロンドン、世界の最新デザイン事情。」
- 参加費
- 1,000円
1950年生まれ。76年早稲田大学大学院修士課程修了。フェルナンド・イゲーラス建築設計事務所、菊竹清訓建築設計事務所を経て、1981年内藤廣建築設計事務所を設立。2001年から東京大学大学院教授、副学長を歴任後、11年に退官。現在、東京大学名誉教授。
- 時間
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14:30~15:30
- テーマ
- 「新しい時代への肩ならし」
- 参加費
- 1,000円
【対談】
1971年大阪生まれ。ロンドンのAA スクールで建築を学び、99年平沼孝啓建築研究所設立。国立国際美術館(日本)での個展や、昨年はヴェネチア・ビエンナーレ(イタリア)国際建築展に出展し、現在NPO/AAFも率いる。
1971年大阪生まれ、京都大学工学部建築学科卒業後、97年同大学院工学研究科修了。伊東豊雄建築設計事務所勤務の後、2005年平田晃久建築設計事務所設立。16年にはニューヨーク近代美術館(MoMA)にて”Japanese Constellation”展。現在、京都大学で教鞭を執る。
1983年愛知生まれ、東京大学工学部建築学科卒業後、08年同大学院建築専攻(日本建築史)修了。
坂茂建築設計勤務後、15年三井嶺建築設計事務所設立。「35歳以下の若手建築家による建築の展覧会 2017」ゴールドメダル。
- 時間
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16:00~17:30
- テーマ
- 「平田平沼」
- 参加費
- 無料
10/11(木)のセミナー、フォーラム一覧
BCウッド日本事務所主催セミナー
ブレア・バラード(ブレア・バラード クリーン・ライン・デザインオーナー)
現代の家に合った無垢の木家具をデザイン・製造する「クリーン・ライン・デザイン」オーナー。英国ロンドン生まれ、カナダ・バンクーバーがホームタウン。2000年にパートナーと共に家具のデザイン・製造・販売を手がける。
中川博司(中川木材産業 専務取締役)
1973年大阪大学経済学部経営学科卒業。日産自動車を経て75年中川木材店入社。これまで20以上の特許を出願し、流通業からメーカーへ転換。2001年大阪市内テーマパーク屋外木製施設工事を90%設計施工。02年専務取締役に就任。
- 時間
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12:00~13:00
- テーマ
- 「北米トレンド 家具デザインにおける無垢の木の使用」
- 参加費
- 無料
吉川久美子(Material ConneXion Tokyo 代表)
NISSHA産業資材事業部にて、ものづくりのプロセスや樹脂・フィルムといった素材に携わる。2013年マテリアルコネクション東京の設立に関わり、2014年4月代表取締役に就任。革新的な製品を生み出すきっかけづくりと、日本のものづくりの活性化を目標に事業を展開している。
- 時間
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13:30~14:30
- テーマ
- 「素材が広げるイノベーションの可能性」
- 参加費
- 無料
1940年、ヴェニスのチェッジャ生まれ。ヴェネト州を拠点とする企業で経験を積んだ後、工場を持たずに家具と住宅関連用品を大量生産する企業として、1976年にMagisを創業。傑出した技術力と世界的な人気を誇る。
モデレーター 喜多俊之(デザインプロデューサー)
1969年よりイタリアと日本でデザインの制作活動を始める。イタリアやドイツ、日本のメーカーから家具、家電、ロボット、家庭日用品に至るまでのデザインで多くのヒット製品を生む。国際見本市「Living & Design」総合プロデューサー。
- 時間
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15:00~16:00
- テーマ
- 「Il design secondo Magis マジス流デザイン」
- 参加費
- 1,000円
10/12(金)セミナー、フォーラム一覧
織田憲嗣(東川町文化芸術コーディネーター)
1946年高知県生まれ。大阪芸術大学卒業。高島屋大阪支店宣伝部を経て独立、織田イラストレーション事務所設立。1980年、妹尾衣子氏と共に椅子の研究室、チェアーズを立ち上げ椅子のみならず、20世紀に誕生した美しい日用品の研究と収集を行う。
- 時間
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12:00~13:00
- テーマ
- 「デンマークの家具作り」
- 参加費
- 1,000円
松浦竜太郎(乃村工藝社 クリエイティブディレクター)
1975年生まれ。大学、大学院にて建築を専攻。2001年乃村工藝社に入社。幅広い空間デザインを国内外で数多く手がける。15年香港「40 UNDER 40」アワードで、「アジアで活躍する40歳以下のデザイナー40名」に唯一の日本人として選出。
- 時間
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13:30~14:30
- テーマ
- 「BORDERLESS~領域を超えるデザインと、そのマテリアル~」
- 参加費
- 1,000円
細尾真孝(細尾 常務取締役/MITメディアラボ ディレクターズフェロー)
2008年に細尾に入社。西陣織の技術、素材をベースにしたテキスタイルを海外に向けて展開し、世界のトップメゾンをクライアントに持つ。12年より京都の伝統工芸を担うプロジェクト「GO ON」を結成。16年、マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ ディレクターズフェローに就任。
- 時間
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15:00~16:00
- テーマ
- 「伝統産業をクリエイティブ産業へ」
- 参加費
- 1,000円
アクシスではLIVING & DESIGN 2018を取材し、後日レポートを掲載予定。下記の出展企業インタビューも併せてチェックしてから会場を訪れてみてはいかがだろうか。
○「LIVING & DESIGN2018」出展企業インタビュー 着物の絹が空間を彩る【伊と幸 編】
○「LIVING & DESIGN2018」出展企業インタビュー 貴重な木材を用いたキッチンに注目が集まる【嶋本木工所 編】