ロンドンを拠点に活動するSTEVEN CHILTON ARCHITECTSは、2020年に開催される「ドバイ国際博覧会（Expo 2020 Dubai）」イギリス館のデザインのコンペティション応募案「サテライツ（SATELLITES）」を公開した。

2020年までに、約6000個の衛星が運用され、地球を周回する軌道に乗ることが予測されている。デザイン案は、この画期的な出来事へのイギリスの貢献を賞賛し、想像力、革新性、コラボレーションが世界の生活をいかに変化させ、進歩させたかを明示するものである。

パビリオンは、イギリスの３つの異なる、しかし相互に関連した物語を展開する。イギリスの未来とつながる夢から始まり、軌道に向かって段々と上昇し、私たちの知的未来を探究するところまで至る。訪れた人は、衛星やAI産業がいかに新しい地平を開いているのかを発見する。

なお、コンペティションでは同国の舞台デザイナーでアーティストのエス・デブリン（Es Devlin）の案が採用されている。