NEWS | インテリア / プロダクト
2018.10.09 14:38
佐藤オオキ率いるnendoは、天然大理石製の家具を専門とするイタリアのブランド「Marsotto Edizioni」のためにデザインした、サイドテーブルとダイニングテーブルからなるコレクションを発表した。
実際は奥のほうで互いにしっかりと固定されてはいるものの、脚の上端を尖らせ、天板との間にわずかな隙間を空けたようなディテールにより、大理石製の重厚な天板が「点」で不安定に支えられているかのように見える。
サイドテーブルは、台座の重さを利用して天板の左右を非対称にすることで、さらにアンバランスなイメージを強調。これにより、「大理石ならではの軽やかさ」という、いささか矛盾しているような表現が生まれたという。
nendoならではの既成概念に囚われないデザインが、大理石という重厚感ある素材を軽やかに見せている。