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2018.10.02 15:31
Googleでは同社の正確な創業日がいつなのか、議論の的になっているようだ。設立されたのは1998年9月4日なのだが、Google Doodleでは10年以上にわたり、9月27日にその誕生を祝っているのである。
創設から20年が経ち、世界はオンラインとオフラインに変わった。高解像度写真、自動車での走行、商取引、友人や家族からのメッセージなど、答えはすべて指先ひとつ、スマホに出てくるようになった。
Googleもまた変わった。検索エンジンとしてスタートし、毎月10億人以上が使用する7つの製品をもつに至った。メンローパークのわずかな従業員も、今では約60カ国に数万人の従業員とオフィスがある。2015年に設立されたAlphabetの子会社にもなった。
変化していないのは、世界の情報をまとめあげ、広くアクセスしやすく使いやすいものにするという同社のミッション。世界中のGoogleのオフィスには、一見クレイジーにも思えるが、次世代のAndroidやGoogleマップになりそうな野心的なアイデアを議論する人々がいるそうだ。
まだまだ利用可能な技術、特にAIの限界を押し広げ、誰もが使える製品を作るために、ユーザー・ファーストで考えているという。たしかに、どこにいても私たちに必要な情報を提供してくれれば、ビジネスを始めたり、新しいことを学んだり、お互いにつながりあったりするのに役立つにちがいない。
Google Chromeも10周年を迎えて、同社は過去20年間の成果を振り返りながら、次のステージに向かっている。探求し続けるGoogleの新たな展開に期待しよう。