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2018.10.02 17:21
Googleは、写真業界のコンソーシアム「CEPIC」、および国際的なニュースメディアの技術規格団体「IPTC(国際新聞電気通信評議会)」と共同で、Google画像検索の権利に関する画像メタデータにアクセスできるようになったと発表した。
これまで、ウェブ上の画像作成者、およびその権利所有者を把握することは困難だった。こうした情報は、しばしば画像メタデータの一部であり、画像の著作権およびライセンス情報を保護するための鍵となっていた。
同社は2018年9月27日(木)から、 Google画像検索でヒットした画像に作成者とクレジットのメタデータを付与するサービスを開始。情報を見るには、「画像クレジット」のリンクをクリックして、メタデータを表示させればよい。今後数週間のうちに、著作権表示のメタデータも追加されるそうだ。
また、GoogleはCEPICおよびIPTCと協力して、写真家、フォトエージェンシー、出版社が画像メタデータに著作権と属性情報を付与できるように、利用ガイダンスも作成予定。IPTCメタデータの最適な付与方法については、IPTCガイドラインが参照可能だ。