世界中からデザインとアートが集結する「DESIGNART TOKYO 2018」
開催を目前に新たなコンテンツが続々発表

世界中からデザインとアートが集結する「DESIGNART TOKYO 2018」が、2018年10月19日(金)から10月28日(日)まで都内各所で開かれる。今回は10日間で100を超えるエキシビションを予定。開催を目前に迎えて新たなコンテンツが発表されている。

▲「2021#Tokyo Scope」作品展示模型

「2021#Tokyo Scope」は、南青山のエイベックス本社に設置される、アーティスト・藤元 明と建築家・永山祐子によるインスタレーション。「2021」は、2020年東京オリンピック後の東京、そしてその先の日本を考えるための象徴として2016年より藤元 明が主体となり立ち上げたアートプロジェクト。本展では、永山祐子が自らも「東京のこれから」に対して当事者であるという意識のもと提案する。「2021」プロジェクトのアーカイブや識者のインタビュー映像の閲覧スペースも設けるという。

▲CANADA GOOSEと藤本壮介のコラボレーション作品「Particles of Life」

建築家・藤本壮介CANADA GOOSEとコラボして、ダウンを使ったインスタレーションを披露。グリッド状に整列し、立体的に浮遊する無数のダウンの集合が、かすかな空気の動きや見る角度、照明によって反射と透過を生み、美しく幾何学的で雲のような表情をもたらすこととなる。

▲GERVASONI「GHOST」シリーズ

イタリアのGERVASONIは、人気のGHOSTシリーズを、アーティスト・舘鼻則孝とコラボする。同品を愛用する舘鼻による西陣織の新作テキスタイルをまとった同シリーズは、伝統を感じさせながらも、新しい挑戦とひらめきが融合した、GERVASONI初の日本発信による作品を披露する。

▲タダオ・スァーン「BLACK BALLONS」

リトアニアの気鋭クリエイターによる展示「リトアニア:創造と現代2018」は六本木・broadbeanで開催。建築学を学んだアーティストであり写真家のタダオ・スァーン(タダス・チェルニャウサクス)による彫刻インスタレーション「ブラックバルーン」や、リトアニアのデザインオブジェや小物が展示される。

▲氷室友里 BLOOM collection

また、六本木のAXISビルでは、ギャラリー以外のビル内のさまざまな場所を使って展示が行われる。テキスタイルデザイナーの氷室友里が同ビルの「クラマタ階段」や中庭の壁面をダイナミックに演出する予定。同ビルでは加えて、沖津雄司YOYRHTMAの3組の参加が決定している。

今回紹介したものはごく一部なので、公式サイトをチェックしてほしい。End