NEWS | アート / サウンド / 展覧会
2018.09.21 18:18
ロサンゼルスを拠点とするオーケストラ「ロサンゼルス・フィルハーモニック(LA Phil)」は、メディアアーティストのレフィク・アナドル(Refik Anadol)とコラボして、これまでの歴史を称え、これからの姿を探求している。
Googleのmachine-intelligence toolsを用いながら、同氏は45テラバイトあるLA Philデジタルアーカイブにカスタムアルゴリズムを採用。「WDCH Dreams」というインスタレーションを行う。
WDCHはウォルト・ディズニー・コンサートホールのことで、LA Philの本拠地。2018年9月28日(金)から10月6日(土)まで、同ホールの外壁に、変形したアーカイブ素材をアニメーション化して、データ駆動型パターンで投影する、まるでランドマークが意識をもつかのようなイベントが開催される。
また、ホール内のIra Gershwin Galleryでは、もうひとつのインスタレーションが楽しめる。U字型で鏡状のインタラクティブなギャラリースペースに変身。1919年以来のLA Philのあまたの演奏や記憶で彩られた未来のような世界を操作したり、「ひとっ飛び」することもできるそうだ。こちらは100周年のシーズンの間中楽しめる。