スイスのヨットメーカー「SolarImpact Yacht」は、フランス南部のリゾート地・カンヌにて2018年9月11日（火）から9月16日（日）まで開催されたヨーロッパ最大級のヨットショー「YACHTING FESTIVAL DE CANNES」で、同社の最新モデル「SOLAR-S.W.A.T.H.-YACHT」を初披露した。

徹底的に最適化された同船は、技術革新によって海上のe-Mobilityの転換点となるものだ。その特長は、太陽エネルギーの供給と、揺れに強い最高度のSWATH（Small-waterplane-area twin hull、小水線面積双胴船）構造にある。

高度な技術、サステナビリティ、現代的なライフスタイル、豪華な宿泊設備を兼ね備えた、世界初の外洋仕様のソーラーヨットに仕上がっている。

エネルギーを自給でき、非常に静かで、最高速度22ノットを出すことができる。また、主要システムはAIで制御されているので、1人でもヨットを操縦可能だそうだ。

太陽エネルギーのおかげで、豪華で静かな海の旅が長く楽しめることだろう。