建築家ドミニク・ペローが主宰するインターネット公開講義が開催
テーマは地下空間を研究する「Groundscape architecture」

スイス連邦工科大学ローザンヌ校(École polytechnique fédérale de Lausanne)とフランスの建築家ドミニク・ペロー(Dominique Perrault)は、「グラウンドスケープ建築(Groundscape architecture)」に関するインターネット公開講義「GROUNDSCAPE ARCHITECTURE DESIGN LAB, re-thinking cities underground」を行うことを発表した。

毎年2学期制の同講義は、2018年10月15日(月)より登録者に「edX teaching platform」にて公開される。6週間・5項目にわたり、理論および実践の授業が予定されている。

グラウンドスケープ建築は、建築家やデザイナー、都市計画家にとっては新たな研究分野であり、都市の表層の下にある空間の潜在性を探求するユニークな形式のもの。昨今の都市問題に対して、柔軟に、責任感を持って美的かつ持続可能な対応をすることにより、新たな方法で地面を探求しようとする試みである。

受講生は地下建築に関するプロジェクトをデザインするのに必要な基礎的なスキルを得るとともに、地下領域について、そのネガティブなイメージをひっくり返すような発見ができるという。また、地下空間の創造に必要な都市戦略やデザインツール、基本的な建築プロセスに親しむことも可能だそうだ。

▲Groundscape Architecture Design Lab, re-thinking cities underground | EPFLx on edX

edXの公式サイトより登録が可能。講師陣も豊富で、刺激的な授業になりそうだ。End