nendoが「クレベリン」のブランドリニューアルを担当
マーケットシェアトップの商品をわかりやすく

▲パッケージ

佐藤オオキ率いるnendoは、大幸薬品が販売するウイルス除去・除菌製品「クレベリン」のブランドリニューアルプロジェクトを手掛けたことを発表した。

二酸化塩素分子によって空間に浮遊するウイルスや菌を除去する「クレベリン」は、長年マーケットシェアのトップの座にありながら、その機能や使い方が消費者によく理解されていなかった。また、いつ使い切ったのかがわかりにくいという課題もあった。

そこで、パッケージは既存ユーザーが混乱しないように、ブルーを基調としたこれまでの配色や印象は踏襲。中央のグラデーションは3階調の円形にすることで、店頭での視認性を高めている。英語がメインだった表記も大きくカタカナにしている。

商品分類名も、部屋に置くタイプの名称を「ゲル」から「置き型」に、持ち運べるスティック状の製品を「パワーセイバー」から「スティック」に変更することで、よりわかりやすいコミュニケーションを心がけたそうだ。

そして、「C」がウイルスを食べているような形状のロゴマークを左上にあしらうことで、今後、狭くて商品名が記載できないような場所においてもブランド訴求が可能となった。

▲ケース

商品本体は、従来の文字要素を全て取り除き、部屋に置いたり持ち歩く際にノイズとならないように配慮。着せ替えが可能となる置き型タイプの「専用ケース」も新たに用意し、裏面には簡単にセッティングできる回転ダイヤルによって「使用期限月」がわかるようにしたそうだ。

なお、本製品は2018年9月13日(木)より全国で販売を開始する。End