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2018.09.18 18:32
ヤマハ発動機は、台湾・桃園市に本社を置くGogoroと台湾市場におけるEVビジネスでの協業に向けた検討を開始したことを発表した。
この協業は、電動二輪車の開発・製造委託およびバッテリー交換システムの共用に関するもので、2018年内の正式契約を予定。Gogoroの市販車をベースとしたヤマハブランドの電動スクーターのデザインをヤマハで行い、生産をGogoroに委託するという。
完成車両はヤマハの現地法人であるヤマハモーター台湾の販路を通じて台湾市場で販売、第1弾モデルの投入は2019年夏頃を計画。
ヤマハは1966年から台湾二輪車市場に参入。この協業により、台湾市場におけるエンジン車を含めたラインナップ拡充を進め、電動車においてはGogoroが持つバッテリーステーションの活用によるユーザーの利便性向上を目指している。
また、Gogoroは2015年から台湾二輪車市場に参入し、自社製電動スクーターと、簡単にバッテリー交換ができるバッテリーステーションにより新しい電動二輪車ビジネスを展開。
バッテリーステーションはGogoroエナジーネットワーク社によって現在までに台湾で750ヵ所以上に設置され、2019年には1,000ヵ所を超える予定だ。