「工芸の未来」を提案する「工芸ハッカソン」
地元・高岡に止まらず渋谷でもイベントが開催

富山県高岡市の伝統産業の職人たちと多様なジャンルの専門家がチームを組んで「工芸の未来」を提案する「工芸ハッカソン」は、さまざまなイベントに参加する。

まず、同市の富山県総合デザインセンターでは、デザイン交流イベントおよび企画展「とやまD’ DAYS(ディー・デイズ)」が2018年10月10日(水)まで開催中だ。

これは、デザインに関わる人や企業に、業種や立場を超えて会いに行くことができる交流イベントで、テーマは「気づきとデザイン」。ものづくりの歴史によって集積された「技術」「知恵」「素材」「風土」を、次世代産業を創造するDNAとして捉え、それらへの「気づき」からイノベーションにつなげようとしている。

期間中は、企画展「気づきとデザイン」にて工芸ハッカソンでの作品を一部展示するほか、記念フォーラムやフィールドワーク、ディスカッション、「とやまD’DAYSツアー」といった多様な交流イベントが用意されている。

また、2018年11月30日(金)から12月2日(日)の3日間は高岡を飛び出して、東京・渋谷のEDGEofにて展示イベントを開催することが決定。現在も奮闘する職人・作家の古くて新しい価値観や技術に出会うまたとない機会になるだろう。End

とやまD’DAYS 2018

会期
2018年8月27日(月)~10月10日(水)
※企画展を除く、交流イベントやツアーは事前申込が必要
会場
富山県総合デザインセンター
詳細
https://www.toyamadesign.jp/ddays/

EDGEof展示イベント(タイトル未定)

会期
2018年11月30日(金)~12月2日(日)
会場
EDGEof
詳細
https://edgeof.co/ja/