建築家・新居千秋と光を扱う3名のアーティストによる企画展
「Somesthetic-身体性-」が開催

オカムラデザインスペースR(ODS-R)は、毎回異なるジャンルの複数のアーティストが、アートの枠組みを超え、サイエンスとインダストリーの新領域に踏み込む意欲的なコラボレーションを展開する企画展だ。年に1度、オカムラ(岡村製作所)のショールームの一角に展示とトークのための空間が創出される。

そんなODS-Rの今回で16回目となる展示「Somesthetic-身体性-」が、2018年9月27日(木)から10月17日(水)に開催される。今年は、企画建築家に新居千秋氏を迎え、「身体性」を展示コンセプトとして掲げ、「人がもっているスケール感覚を体感する場づくり」について空間づくりが展開される。

コラボレーターに選ばれたのは、”人間の視感覚の論理的な研究をもとに、現代的なアプローチにより新たな知覚体験を生みだす”3名のアーティスト、大原崇嘉氏、古澤龍氏、柳川智之氏だ。彼らに共通するのは”光”を扱うこと。

本展では、彼らが人工の光を操作することで、小さなスケールの空間とその周囲に、実際の茶室空間にも似た、移ろい、輝き、漂い、消滅する雰囲気(情感)をインスタレーションとして表現する。

また、新居千秋氏と、上述の3名のアーティストによるシンポジウムも10月4日(木)に開催が予定されている。End

「Somesthetic-身体性-」

会期
2018年9月27日(木)~10月17日(水)
平日・土曜
10:00~17:00(日曜・祝日は休館)
会場
オカムラ ガーデンコートショールーム
東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニ・ガーデンコート3F
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入場料
無料

シンポジウム「Somesthetic- 建築の身体性について -」

開催日
2018年10月4日(木)18:30~20:30 (定員50名)
パネラー
新居千秋氏 +大原崇嘉氏+古澤龍氏+柳川智之氏
アンカーマン:川向正人氏
申込
http://www.okamura.co.jp/ods
入場料
無料