NEWS | カルチャー / 講演会・ワークショップ
2018.09.10 15:00
2018年9月6日(木)から9月16日(日)まで開催される「ヘルシンキ・デザイン・ウィーク(Helsinki Design Week)2018」では、「Children’s Design Week(子どもデザイン・ウィーク)」を開催する。
これは、同イベント期間中に、子どもたちにクリエイティブなプログラムを提供し、デザイン教育や構築環境(built environment)に関する知識を高めようとするもの。
ヘルシンキ市立博物館では、小さな子ども向けに一週間まるごと、さまざまなワークショップでデザインや建築を体験することができる。市庁舎では、都市部のコミュニティにおいて、どのように都市の住民がさまざまなライフスタイルを送っているのかを考える。また、学校給食の歴史や将来について取り組むテーマ別学習(phenomenal learning)も行われる。
ハイライトは、9月15日・16日に開催される、「Suvilahti」という旧発電所の文化施設内にある「Kattilahalli」と呼ばれるかつての広いボイラー室での、週末の家族向けイベント。イラストレーターのレーナ・キソネン(Leena Kisonen)がこの空間を魔法の森に変身させ、さまざまな動物をつかって多様なデザインワークショップ体験が楽しめるという。
子どもの頃からしっかりとデザインに触れる機会に恵まれるというのは、いかにも北欧らしいアイデアだと言えるだろう。