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2018.09.10 15:42
フランスの広告代理店「JCDecaux(ジェーシードゥコー)」は、「Zaha Hadid Design」が手掛けたユニークで彫刻のようなデジタルサイネージ「The Kensington(ザ・ケンジントン)」を発表した。
JCDecauxは、世界的に有名な同事務所に対して、パブリックアートや現代デザイン、デジタルメディアを合わせた、ランドマークとなるような広告構造物をロンドンに建設するように依頼。
2018年9月3日(月)に発表されたこのデジタルサイネージは、最新のデジタルスクリーン技術と、リボンを二重に巻きつけたような湾曲したステンレス製のデザインを組み合わせたユニークなコミュニケーション・チャネルで、さまざまなブランドに提供されることになる。
26×6メートルの高解像度8mmピクセルピッチスクリーンに、30×9メートルのステンレス・フレームが施された高視認性・最高品質のディスプレイで、樹木を植えて地域の環境改善を進めるエリアに設置、歩行者の視認性を高める一体型照明装置を備えている。
最初のクライアントはアウディとCoty(コティ)で、Zaha Hadid Designにとっては初の広告板となった同品は、ロンドン中心部とヒースロー空港を結ぶ主要路線であるWest Cromwell Roadに建設される。