NEWS | 展覧会 / 建築
2018.09.04 13:10
寺⽥倉庫が運営する建築倉庫ミュージアムは、2018年10月21日(日)から2019年1月14日(月・祝)まで、企画展「新素材研究所・ -新素材×旧素材-」を開催する。
本展は、世界的に活躍する現代美術作家・杉本博司が建築家・榊田倫之とともに2008年に設立した、建築設計事務所「新素材研究所」の10年にわたる活動を、建築模型・写真、そして新素材研究所の使用する特徴的な古材や道具、素材等の展示を通して紹介するもの。
「旧素材こそ最も新しい」という理念のもと、古代や中世、近世に用いられた素材や技法を、現代にどう再編して受け継いでいくかという課題に取り組む新素材研究所は、カタログからは建材を選ばず、骨董から産業資材まで独自の視点で見立てた素材を日頃から集め、それらを設計に生かし、空間を作っている。
そのデザインは、素材の良さを最大限に引き出すための伝統的な職人の技術と最新技術とを融合させ、現代的なディテールで仕上げられている。新素材研究所の活動の軌跡を振り返る、見どころの多い企画展だ。
新素材研究所・ -新素材×旧素材-
- 会期
- 2018年10月21日(日)~2019年1月14日(月・祝)
- 会場
- 東京都品川区東品川2-6-10 建築倉庫ミュージアム 展示室A
- 開館時間
- 火曜~日曜 11:00~19:00(最終入館18:00)
月曜休館(月曜が祝日の場合翌火曜休館) - 詳細
- https://archi-depot.com/