NEWS | インテリア / 展覧会
2018.09.03 12:22
イデーショップ 六本木店で、国内にとどまらず海外へと活動の場を広げている陶芸家・二階堂明弘氏の作陶展が、2018年9月7日(金)より開催される。
代表的な作品「錆器(しょうき)」は、鉄分の多い益子の土を鉄の粉末と銅を主原料とする釉薬で塗り重ね、美しく経年変化した鉄のような質感が特徴。
繊細でモダンな薄造りの造形美に、刷毛で塗り重ねた痕跡が絶妙な表情をつくり、凛とした佇まいが特徴的。また土器のような表情をした赤や茶のボウル・白釉薬の鉢など、どの作品も手に馴染む土の感触が心地よく、また和と洋、どちらのスタイルにも馴染みやすい。
本展は、2017年3月の開催に続き今回で2回目。少しずつ深まる秋をテーマに、秋の実りが美しく映える器やカップ、オブジェとしても存在感を放つ花器や壺など、色もかたちも様々な300点以上の作品が展示される予定だ。
さらに、華道家・平間磨理夫氏を迎え、会場には秋の訪れを感じさせてくれる季節の花々を大胆に活け込んだ大壺や花器が会場に華を添える。
本展のサブタイトル「’Tis Autumn.」は、二階堂氏の器がもつ静謐(せいひつ)な空気感に合うジャズの曲名から名付けられたものだ。
深まる秋、五感を刺激するような陶芸家・二階堂明弘さんの作品を楽しんでみてはいかがだろうか。
二階堂明弘 作陶展 ‘Tis Autumn.
- 会期
- 2018年9月7日(金)~25日(火)
- 会場
- イデーショップ 六本木店
- 作家在店日
- 9月7日(金)、8日(土)、24日(月)、25日(火)