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2018.08.29 17:38
Googleは、さまざまな人材を支援する取り組み「Glow with Google」を通じて、多様な分野でアメリカの退役軍人の機会が広がることを目指している。
現在、兵役から退いた年間約25万人のうち、3人に1人がスキル以下の仕事に就かざるをえないという。
2018年8月27日(月)にスタートする本サービスでは、兵士がGoogleで「退役軍人に見合った仕事」を検索でき、専門軍務コード(specific military job codes:MOS、AFSC、NECなど)を入力すれば、軍役で使用していたスキルと同等のものが求められる、関連性のある民間職種を探すことができる。
また、Googleは、こうした技術をあらゆる雇用者や労務部局が活用できるシステムを、同社の「Cloud Talent Solution」を通じて構築中だ。
今のところ兵士は、FedEx Careers、Encompass Health Careers、Siemens Careers、CareerBuilder、Getting Hiredをはじめとする、「Talent Solution」を使用しているすべてのジョブサーチサイトで軍務コードを入力することができる。
デジタルスキルの学習も「Glow with Google」の大きな役割だ。新しいスキルを習得したい退職する兵士やその配偶者、および退役軍人に対して、Google.orgは、非営利組織「United Service Organizations(USO)」を助成。USOは、ITサポートによるトレーニングやキャリアガイダンスを提供し、認定GoogleITサポートプロフェッショナル(The Google IT Support Professional Certificate)をプログラムに採用している。