ガートナーが2018年版「先進テクノロジのハイプ・サイクル」を発表

▲出典:ガートナー

ICTリサーチ・アドバイザリ企業のガートナーは2018年8月20日(月)、「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2018年」を発表した。特定の技術の成熟度、採用度、社会への適用度を示す図であるハイプ・サイクルでは、5つの先進テクノロジ・トレンドを形成する、注目すべき35の先進テクノロジを取り上げている。

5つの先進テクノロジ・トレンドとは、人とマシンの境界を曖昧にするものであり、「AIの民主化」、「エコシステムのデジタル化」、「DIY (自己流)バイオハッキング」、「透過的なイマーシブ・スペース」、「ユビキタスなインフラストラクチャ」を挙げている。

▲出典:ガートナー

ハイプ・サイクルのうち最も歴史の古い「先進テクノロジのハイプ・サイクル」は、ビジネス戦略担当者や最高イノベーション責任者、研究開発リーダー、起業家、グローバル市場の開発担当者、先進テクノロジ・チームなどが先進テクノロジのポートフォリオを策定する際に考慮すべきテクノロジとトレンドを、業種横断的な視点から解説するもの。

企業は近い将来、生き残りをかけて「遍在性(ユビキタス)」「常時利用性」「ビジネス・エコシステムとのつながり」に対応することになり、その上で、人工知能(AI)などの先進テクノロジは極めて重要な役割を果たすとしている。End

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