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2018.08.13 09:11
アメリカの自動車メーカー・フォードの工場では、作業用のパワードスーツEksoVestを導入している。これは、フォードが提携するEkso Bionics社が開発したウェアラブル技術である。
頭上での反復運動は労働者の疲労や怪我につながる可能性があるが、この装置を使えば、電動工具を使いながら腕を上げて頭上でねじを締める作業で、腕を持ち上げたり、腕を支えてくれる。
この技術は昨年アメリカの2箇所の工場で試験的に導入され、今回世界中にある15箇所の工場でも使用されることになった。実際の作業風景は同社サイトの動画で見ることができる。
Ekso Bionics社は、人間のもつ可能性を広げ、医療や産業の現場で力強さや耐久性、機動性を補助または強化するパワードスーツの開発を手掛けており、2005年の創設以来、その比類なき専門技術により、最新の革新的なウェアラブルロボットを世に送り出している。