トランプ大統領が創設を目指す”宇宙軍”のロゴをミルトン・グレイザーらが作成
ブルームバーグ ビジネスウィークが8人のデザイナーに依頼

▲Erin Knutsonによる宇宙軍ロゴ

トランプ大統領は2018年6月18日(月)に、アメリカ国防総省に「宇宙軍」の創設を伝えた。そこで、ビジネス雑誌「ブルームバーグ ビジネスウィーク」はこの新機関のために8人の著名デザイナーにロゴ作成を依頼し、彼らの思いを解説するように求めた。

リチャード・ダンとブルース・ブラックバーンによるNASAのロゴが登場して以来、グラフィックデザインはSFの夢と実際の宇宙探査を融合させるものであった。はたして今回のロゴはどのようなものだろうか?

▲ミルトン・グレーザーによる宇宙軍ロゴ

I Love New York」のロゴで有名なミルトン・グレイザーによるロゴは、大統領と思しきシルエット、顔面の中心にある「SPACE」の文字とその両サイドに配置した赤い矢印が特徴的。このデザインは、国民の生活と将来のあらゆる面に容赦なく立ち入る大統領を描いているという。彼の次なる侵略を表現していると解釈することもできるが、単に彼の頭のなかが空っぽ(SPACE)だと見ることもできる、皮肉たっぷりのデザインだ。

▲MGMT. DESIGNによる宇宙軍ロゴ

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