NEWS | プロダクト
2018.08.02 10:51
フランス国鉄(SNCF)は、同社が運行する、フランスを象徴する高速鉄道TGV(テジェヴェ)の新型車両の内装デザインを、佐藤オオキが率いるデザインオフィス・nendoと、駅開発を行うSNCF Gares & Connexionsの系列会社でデザイン事務所のAREP designlabが共同で手掛けることを発表した。
今回、SNCFは、TGVの車内空間を一新するにあたり、初めてフランス企業と国外企業のチームを採用。nendoとAREP designlabの協働により、フランスの鉄道界・産業界に新たな視点が生まれるだろう。両社は、創造的かつ実際的なアプローチで鉄道利用の新コンセプトを提案することにより、TGVでの旅を思い出深いものにすることを目指す。
nendoについては、気配りあふれるやり方で人と環境を結びつけ、人々を穏やかな気持ちにする世界を構築してきた実績が評価された形だ。
車両は、アルストム(Alstom)社が開発する次世代TGV車両で、2024年に開催のパリオリンピック期間中の本格稼働を視野に、2023年の運行開始を目標にしている。