双子のアートユニット・HAMADARAKA
初の大型個展「EDENDORDORADO」開催

▲Baldordorado © HAMADARAKA

東京を拠点に国内外で活躍する、有園絵瑠と有園絵夢による双子のアートユニットHAMADARAKAの初大型個展「EDENDORDORADO(エデンドルドラド) ―楽園の物音―」が、渋谷のDIESEL ART GALLERYで2018年8月31日(金)から11月15日(木)まで開催される。

HAMADARAKAは、夢、温度、湿度、記憶に残った図像、言葉の響き、ノイズなどの、身の回りの存在を五感で捉え、サンプリングすることによって作品を制作する。Charaなどミュージシャンのジャケットやグッズ、水原希子フォトブックへのアートワークをはじめ、雑誌、ファッション、映像、CDジャケットのアートワーク・デザイン、壁画等を数多く手がけている。

▲Platanical bone © HAMADARAKA

本展では、「432Hz」、「440Hz」という象徴的な二つの周波数の間の値であり、HAMADARAKAが共鳴した波長「434Hz」をテーマに、その振動により目覚めた生き物たちが織りなす「楽園」を描いたペインティング作品約30点と、ギャラリー空間に浮遊する立体作品からなる、未発表新作のインスタレーションが展示される。二人が阿吽の呼吸で生み出すその「楽園」には、光や水の効果により、暗闇に浮かび上がるホログラムのように巨大な植物が茂り、透き通った体の生き物がうねるような曲線で走りぬける。

また、会期中の10月27日(土)には、アーティストの伊藤桂司氏と河村康輔氏をゲストに迎え、トークイベントも開催される予定だ。End

「EDENDORDORADO (エデンドルドラド)―楽園の物音―」

会期
2018年8月31日(金)~11月15日(木)
開館時間
11:30~21:00
休館日
不定休
会場
DIESEL ART GALLERY(DIESEL SHIBUYA内)
詳細
www.diesel.co.jp/art