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2018.07.31 14:04
1989年の出版以来、昆虫へのあたたかな眼差しを伝える絵本として愛され続ける「昆虫とあそぼう」を手がける戸田デザイン研究室は、2018年の夏も同書を全国の書店、百貨店などで販売する。
夏休みの読書や自由研究のニーズに応えることはもちろん、生き物への思いやりを育み、自然と親しむきっかけとなる一冊として知られている。虫が苦手でも楽しく読める内容で、作者の幼い頃の体験をもとに、子どもたちに優しく話しかけるように書かれた文章も魅力的。昆虫の生態や個性がすべて手描きの文字で綴られており、丁寧な仕上がりだ。
本書は、作者が自然の中で昆虫と触れ合うことで得た驚きや感動が原点という。レジャーなどで自然と触れ合う機会も増える夏休みに、本書を片手に出かけてみてはいかがだろうか?