今年で活動20周年のクリエイティブユニット・graf
2つの新たな家具シリーズ 全5アイテムを製作中

大阪を拠点として、「ものづくり」を通して「暮らしを豊かにする」ことを目指すクリエイティブユニット・graf(グラフ)は、家具をつくりはじめて今年で20周年を迎え、2つのオリジナル家具シリーズの製作過程を発表した。

まず、今秋にはgrafオリジナル家具シリーズ「Narrative」の新作を発表する。「つくり手と使い手の物語が出会う起点」とする家具シリーズで、使い手のさまざまな生活シーンを想像し、暮らしのスタンダードとなる家具を提案するもの。今回のテーマは「つくる」。灯りの表情が変わる照明、カスタマイズできる棚など、全5アイテムを製作中という。

そして、grafオリジナル家具シリーズ「TROPE」も新作を準備中。握る、捻る、押すなど生活の動作から、使いこなしながら、育む生活を生み出すラインナップで、あらかじめ決められた用途や役割を与えられていない道具の使い方は全て、使い手の感覚に委ねられている。生活の知恵から学び、工夫をする楽しさが、日々の暮らしを豊かにするためのアイデアのきっかけになるという。

異なる専門分野があつまり協働し活動することを活動の原点とするgrafの新シリーズに注目である。End