NEWS | テクノロジー
2018.07.17 15:18
ウィンドウズデジタルライフスタイルコンソーシアム(WDLC)は、2020年度からの小学校でのプログラミング教育の必修化を受け、学校のプログラミング教育を応援する「MakeCode×micro:bit 100プロジェクト」を開始する。
ICT(情報通信技術)教育の本格的導入に向けて加速化している動きは、家庭ではまだ浸透しておらず、教育の現場でも具体的な指導方法などは明確化していないという。
そこでWDLCは「プログラミング教育授業案」を作成。これは全て、ブロックを組み合わせるプログラミング学習環境「Microsoft MakeCode」と、イギリスのBBCが教育用に開発したマイコンボード「micro:bit」で実践でき、30コンテンツをWDLC 特設サイト上で無償公開する予定だそうだ。
本プロジェクトでは、プログラミング教育を早期に導入したい小学校100校に「micro:bit」を20個ずつ無償提供。WDLC開発の授業案やサンプルコードを参考にしながら、各小学校で独自に授業を実践し、授業の模様をWDLCへ実施報告書として提出。これを新たな「プログラミング教育授業案」としてWDLC特設サイト上に公開する仕組みだ。
WDLCの「プログラミング教育授業案」を起点に、新たなアイデアとケーススタディが蓄積され、教育の現場に活用できる共有財産の創出を目指すという。